1.熱田神社の由来
創建は明らかではないが、遠い昔に溝口の先祖が日本武尊を信仰し、武尊が尾張の国、熱田皇大神宮の御祭神として祀られるに及び、武尊の徳を慕い崇め熱田神宮と同じ形影の『三方三ツ辻』の産土(うぶすな)神社をこの地に建立し、御祭神としてお迎えしたと伝えられている。
南北朝の時代に吉野朝に仕えた公卿である藤原成文卿の歌に
信濃なる伊那てふ里の片辺にもめぐみ
あつたの神の
御柱
という大和歌が見えるので、既に今より約680年前に熱田社が建立祀られていたことがわかる。
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